2019年
7月
11日
|
17:00
Europe/Amsterdam

ランゲ1・ムーンフェイズ “25thアニバーサリー”

1日中、月を楽しめるアニバーサリーコレクション第6作

A.ランゲ&ゾーネが、モデル名にもなっている天文表示機構にデイ・ナイト表示を組み合わせるという斬新な発想を形にしたランゲ1・ムーンフェイズを発表したのは2017年のことでした。この度、ランゲ1誕生25周年を祝い、ホワイトゴールドケースに収めブルースチール針をあしらったランゲ1・ムーンフェイズ “25thアニバーサリー”を25本限定で製作します。

日が暮れて辺りが暗くなると、月が存在感を増します。日中には太陽の光の陰に隠れている月ですが、常に地球に付き添っています。ランゲ1・ムーンフェイズは、まさにそれを教えてくれる時計です。なぜならこの時計では、月が日中には星の見えないライトブルーの空に、夜には383個の星々がきらめくダークブルーの空に浮かびます。こうして月は常に、その時刻に対応する空を背景にその姿を表すと同時に、デイ・ナイト表示としての役割も果たすのです。これによって、日付が切り替わる深夜12時を正午と読み間違えることがないため、例えば時計の調整が簡単になります。

このデイ・ナイト表示と一体型のムーンフェイズ表示は2層構造になっています。24時間をかけて1周するゴールド無垢製の天空ディスクでは、昼夜に合わせて空のブルーの色調が変化します。その空を背景に、ホワイトゴールドの月が29日12時間44分3秒という新月から次の新月までの平均的な周期を限りなく忠実に再現しているため、1日分の誤差が生じるのは122.6年後になります。

表示機能をオフセンターに配したシルバーカラーのダイヤルに、ブルーとのコントラストが冴えた印象を醸し出します。青焼きしたスチール針と同色でプリントされた数字や文字は、さまざまな色調のブルーに輝く天空ディスクと見事に調和しています。手縫いのブルーのアリゲーターベルトにはホワイトゴールド無垢製ピンバックルを取り付け、全体のカラーコーディネートを上品にまとめました。

 

ランゲ1・ムーンフェイズのムーブメントは、2015年に発表されたランゲ1のムーブメントL121.1をもとに開発し、ランゲ最高品質基準に準拠して仕上げた手巻きキャリバーL121.3です。そのムーブメントに、デイ・ナイト表示兼用ムーンフェイズ表示のために必要となる70個の部品を巧みに組み込み、ケース直径はランゲ1と同じ38.5ミリ、高さの増分もわずか0.4ミリに押さえました。パワーリザーブ72時間を約束するツインバレル、パワーリザーブ表示AUF/AB、そして瞬転式アウトサイズデイト表示を搭載し、技術的にもランゲ1と肩を並べます。偏心錘付きテンプとランゲ自社製フリースプラング式ヒゲゼンマイから成る脱進機は、毎時21,600振動で時を刻みます。

“25thアニバーサリー”コレクションの他のすべてのモデルと同じく、ランゲ1・ムーンフェイズ “25thアニバーサリー”のムーブメントにも記念エディションならではの仕上げ装飾が施されています。テンプ受けには25周年を示す数字を手彫りで刻み、ブルーで仕上げました。その文字スタイルは、どの写真でも25日を示しているランゲ・アウトサイズデイトと同じです。この数字は同時に、アニバーサリーモデルの限定数を表しています。

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