2021年
7月
13日
|
14:00
Europe/Amsterdam

サクソニア・フラッハ

ピンクゴールドとブルーのエレガンス

A.ランゲ&ゾーネは、ピンクゴールドにゴールドストーンを組み合わせたサクソニア・フラッハの新モデルを発表します。シルバー無垢製ダイヤルに重ねたブルーのゴールドストーン層に微細なコッパーカラーの粒が光を反射してきらめくこの優美な時計は、50本限定エディションです。

A.ランゲ&ゾーネの新しいサクソニア・フラッハでは、ブルーのダイヤルに光を当てるとコッパーカラーの粒がチラチラと幻想的に輝き、星空を連想させます。このスリムな二針時計に収められたブルーのダイヤルは、シルバー無垢に薄いゴールドストーン層を重ねたものです。そのゴールドストーンに散りばめられた何千もの酸化銅の結晶が、差し込む光を反射してディープブルーを背景にチラチラとコッパーカラーにきらめきます。その星空のように輝くダイヤルは、見る人を夢心地に誘い込みます。

ゴールドストーンの製造は非常に特殊で、その製法の起源は17世紀のベネチアに遡ります。液状のガラスに銅の粒子を混ぜ合わせて加熱し、火を徐々に小さくしてゆくと銅の粒子が極細の結晶を形成します。この溶融ガラスを、細心の注意を払いながら、シルバー無垢製ダイヤルの表面に流し落とします。

サクソニア・フラッハの優美なデザインは、"less is more"、すなわち絞り込むことによって価値が高まるという思想から生まれました。18Kピンクゴールド製ケースのサイズは直径40ミリ、高さ6.2ミリです。このエレガントな時計は、独特の丸みを持つラグにより腕元に心地よく収まります。時針と分針および時インデックスも、ケースと同じピンクゴールド製です。ケースを縁取る華奢なベゼルが視線をダイヤルへと誘います。完璧に均一な平面に仕上げたダイヤル表面では、ゴールドストーンがまるで望遠鏡を覗くような効果を存分に発揮しています。ラメ入り光沢仕上げのダークブルーのレザーベルトにピンクゴールド無垢製ピンバックルを組み合わせることにより、時計全体に気品を漂わせています。

サクソニア・フラッハの内部で時を刻むのは、A.ランゲ&ゾーネが開発・製作した手巻きキャリバーL093.1です。このキャリバーの高さはわずか2.9ミリで、当マニュファクチュールで最も薄いムーブメントでありながら、72時間のパワーリザーブを誇ります。二度組方式による組立てと、部品の手作業による仕上げ装飾が、A.ランゲ&ゾーネの最高品質基準に準拠していることは言うまでもありません。

角を面取りして磨き上げグラスヒュッテストライプ模様を施した4分の3プレートは、A.ランゲ&ゾーネの品質の証しです。ディテールの中でも、ガンギ車のカバープレートの鏡面仕上げは特筆に値します。この手作業で丹念に磨き上げたカバープレートは、往年の懐中時計と同じように4分の3プレートに見えるように取り付けられています。この平坦なスチール製のカバープレートの面取り部分を手作業で4分の3プレートの面取り部分にぴったりと合わせたところに、完璧な美を実現するために労を厭わない姿勢が反映されています。シースルーバックからは、かつての懐中時計と同じように地板に組み込まれたサンバースト模様が美しい角穴車と丸穴車が見えます。ハンドエングレービング入りテンプ受けの下では、フリースプラング式チラネジテンプが毎時21,600回振動しています。輪列を支える三つのビス留め式ゴールドシャトンは手作業による研磨で美しい輝きを放ち、A.ランゲ&ゾーネの工芸技術の伝統を象徴しています。

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A.ランゲ&ゾーネについて
ドレスデン出身の時計師フェルディナント・アドルフ・ランゲは、1845年に時計工房を設立し、ザクセン高級時計産業の礎を築きました。彼が製作した価値の高い懐中時計の数々は、今でも世界中のコレクターたちの垂涎の的となっています。第二次世界大戦後、東ドイツ政府によりA.ランゲ&ゾーネは国有化され事実上消滅、一時はその名が人々の記憶から消え去ってしまうかと思われました。しかし1990年、フェルディナント・アドルフ・ランゲの曾孫ウォルター・ランゲがブランドを復活させます。現在では、ゴールドまたはプラチナのケースを使った腕時計を中心に、毎年数千本のみ製作されています。A.ランゲ&ゾーネの時計には必ず、自主開発され、手作業で入念な装飾と組み立てを行ったムーブメントが搭載されています。1990年以降に開発された自社製キャリバーは67個を数え、A.ランゲ&ゾーネは世界でも最高峰の地位を確立しました。その代表作には、一般モデルとして初めてアウトサイズデイトを搭載しブランドを象徴するモデルとなったランゲ1や、瞬転数字式時刻表示を搭載したツァイトヴェルクがあります。まれに見る複雑機構を搭載するツァイトヴェルク・ミニッツリピーター、トリプルスプリット、そして2013年に発表された6本限定のブランド史上最も複雑なモデル、グランド・コンプリケーションは、受け継がれてきた時計作りの技をさらに高めようとするA.ランゲ&ゾーネの真摯な姿勢を体現した時計です。2019年には軽快さとエレガンスが共存するオデュッセウスを発表し、A.ランゲ&ゾーネの歴史に新しい章を開きました。

プレス窓口
A.ランゲ&ゾーネ マーケティング
二橋 由香(にはし ゆか)・田中 奈美(たなか なみ)
電話:03-4461-8080
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