2018年
1月
15日
|
13:00
Europe/Amsterdam

青銅色の星がきらめくサクソニア・フラッハ

腕元に広がる星空

紺青のダイヤルに散りばめられたコッパーブルーの星々が、A.ランゲ&ゾーネの最薄モデルに魅惑的な奥深さと幻想的な輝きを醸し出します。

クソニア・フラッハの新作が醸し出す優美さは、「less is more」(より少ないことは、より豊かなこと)の精神に則り、シンプルさを追求した結果です。厚さわずか6.2ミリ、直径39ミリのホワイトゴールド製ケースに気品が漂います。ケース、スリムな時針と分針、そしてロディウム仕上げのゴールド製時インデックス全てを同色でまとめ、自然な統一感を生み出しました。ミッドナイトブルーのダイヤルを背景に、針とアプライドインデックスがくっきりと浮かび上がります。シルバー無垢のダイヤルで繊細な輝きを放つのは、表面を覆う薄いゴールドストーン(紫金石)の層です。この美しい人造石の製造は非常に特殊で、その製法の起源は17世紀のベネチアに遡ります。ダイヤルの深いブルーを背景に酸化銅の極小の結晶が青銅色の光を放ち、夜空に輝く星を連想させます。時計全体の調和を整えるため、ダークブルーの手縫いアリゲーターベルトを組み合わせました。

手巻きムーブメントに施された見事な装飾はザクセン時計技法の最高品質基準に準拠するもので、清廉な外観と見事に呼応しています。技術面で特筆に値するのは、厚さわずか2.9ミリの自社製キャリバーL093.1に収められた薄い香箱です。そのコンパクトな構造にも係わらず、最長72時間のパワーリザーブを蓄えることができます。角穴車と丸穴車の上面にサンバースト装飾を施し、グラスヒュッテストライプ模様で飾られた4分の3プレートに収めました。ひときわ目を引くのは、4分の3プレートの隣に姿が覗く脱進機です。スワンネック形バネが取り付けられたテンプ受けには手彫りの美しい模様が入っています。その装飾の下で、自社製ヒゲゼンマイが昔ながらのチラネジテンプとともに時計の精度を維持するために働いています。ブルースクリューで固定された3石のゴールドシャトンは磨き上げられて光を放ち、細部の細部まで丹念に仕上げられたA.ランゲ&ゾーネの時計の美を完結させています。

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