2022年
8月
15日
|
14:00
Europe/Amsterdam

明るい将来を拓く時計

A.ランゲ&ゾーネが協賛するコンクール・オブ・エレガンス2022とチャリティオークションのコラボレーション

2022年9月2日から4日まで開催されるコンクール・オブ・エレガンスの会場となるロンドン郊外のハンプトンコート宮殿に、およそ60台の希少価値の高い豪華なクラシックカーが集います。そして今年もまた、このイベントにA.ランゲ&ゾーネの希少な機械式腕時計が華を添えます。中でも特筆に値するのは、1本限定製作の特別な1815クロノグラフです。私たちは、この世界に1本しか存在しない時計を、2022年11月6日にオークションハウス・フィリップスがバックス&ロッソ社と共同で開催するジュネーブ・ウォッチ・オークションXVIに出品します。そして、その収益金はザ・プリンス・トラスト(The Prince's Trust)に寄付され、青少年たちがより良い将来を切り拓くために役立てられます。

フェラーリ、ブガッティ、アストンマーティン…錚々たる名車にため息が漏れ、熱い視線が注がれます。コンクール・オブ・エレガンス10周年を記念して披露されるこれらのクラシックカーは、英国屈指の名門自動車クラブが選りすぐった名車です。その舞台となるのは、ロンドン郊外に建つチューダー様式のハンプトンコート宮殿の広大な庭園です。ここにはかつて、ヘンリー8世の邸宅でした。

最高水準へのこだわり

コンクール・オブ・エレガンスの週末を忘れ得ぬものにするのは、道路やサーキットで活躍した名車だけではありません。A.ランゲ&ゾーネの時計もまた、ありとあらゆる機械・機構の美を愛するすべての人々にとって忘れがたい週末を演出します。タイムを競うモータースポーツは、昔から計時システムと深い関係にあります。そこで、このイベントを協賛するA.ランゲ&ゾーネは、自動車と時計の関連性を最もよく表現するクロノグラフ搭載機を中心とするコレクションを披露します。コンクール・オブ・エレガンス会場で、A.ランゲ&ゾーネの時計師が作業する手元を肩越しにのぞき込めば、その複雑なストップウォッチ機構を間近に見ることができます。機構が起動してレバー、ロッカーアーム、歯車が巧みに連動し始めると、クロノグラフキャリバーの精巧な動きに目を見張ることでしょう。

世界にひとつだけの1815クロノグラフをザ・プリンス・トラストに

1815クロノグラフ “ハンプトンコート・エディション”は、コンクール・オブ・エレガンス会場で発表された後、2022年11月6日にオークションハウス・フィリップスがバックス&ロッソ社と共同開催するジュネーブ・ウォッチ・オークションXVIに出品されます。そして、収益金はザ・プリンス・トラストに寄付されることになっています。

ザ・プリンス・トラストは、1976年にウェールズ公チャールズが設立したこの慈善団体です。11歳から30歳までの青少年が基本的な生活スキルを身につけ、職業生活を始める準備をし、就労できるように支援することを目的として活動をしており、英国でザ・プリンス・トラストが提供する講座を受講している青少年は100万人以上におよびます。ザ・プリンス・トラストの資金調達およびマーケティングディレクター、フランシス・ミルナー氏は、「ザ・プリンス・トラストは、すべての若い人々がその出自や直面する問題に関わらず成功する機会を与えられるべきだと考えています。この活動のために世界に1本しか存在しない時計をオークションに出品してくださるという、A.ランゲ&ゾーネの熱意とご支援により、私たちはこれからも、青少年に明るい未来を拓く手助けをし、困難な状況にあるより多くの青少年に自信を持ってもらい、生活・学習能力を身に着け、就労できるように援助を続けることができます」と語ります。

1815クロノグラフ “ハンプトンコート・エディション”は、直径39.5ミリのホワイトゴールド無垢製ケースに、初めてサンドストーンカラーの数字をプリントしたブラックダイヤルを収めています。クラシックデザインと機構の傑作が一体となったこの時計には、1本限定製作の印が刻まれています。コンクール・オブ・エレガンスのロゴが手彫りで描かれた開閉式裏蓋を開けると、自社で開発・製作したクロノグラフムーブメントが見えます。このムーブメントは、コラムホイール制御式でフライバック機能を搭載しています。テンプは毎時18,000回、すなわち2.5ヘルツで振動し、5分の1秒単位の精度でタイムを計測します。

自社製キャリバーL951.5を構成する306個の部品は、すべてのランゲウォッチと同じように、グラスヒュッテにある本社工房で熟練の職人によって細部まで丹念に仕上げられています。A.ランゲ&ゾーネの最高品質基準を満たすために、この1815クロノグラフのムーブメントも二度組方式で組み立てられます。ゴールド無垢製の裏蓋にエングレービングされたコンクール・オブ・エレガンスのロゴも、その繊細なモチーフをオリジナルに忠実に描くために、数日をかけて手作業で沈み彫りしたものです。

情熱を共有し社会に貢献

2018年から協賛しているコンクール・オブ・エレガンスは、当初からA.ランゲ&ゾーネにとって機械式時計のマスターピースを披露するのに理想的な舞台であるというだけでなく、クラシックカーファンやコレクターと出会うことによって着想を得る場でもあります。ランゲCEOのヴィルヘルム・シュミットは、クラシックカーの世界と流行に左右されないタイムピースの世界には間違いなく類似性があると言い、このイベントから想像できる多くの人々の情熱に大きな可能性を見いだしています。シュミットは、「このイベントの主役、それは自動車、そして前進することへの情熱です。『決して立ち止まらない』という私たちの信条を実践するために、今年は社会的な意味でも前進したいと思っています。ザ・プリンス・トラストの目的は、子供と若者に、自らの可能性に気づかせ、それを有意義に活かせるようにすることです。私たちは、その目的を達成するために支援するだけでなく、その目的を共有しています。というのも、当社は25年も前から職業教育企業として、若い世代を育成することが事業の成功に大きく貢献することを、身を以て経験しているからです。若い人々に展望を拓こうという私たちの趣旨に賛同してくださる皆さん、11月にジュネーブのフィリップスで開催されるオークションにぜひご参加ください」と呼びかけています。

この時計の詳細をA.ランゲ&ゾーネ公式ウェブサイトwww.alange-soehne.com/auctionでご覧ください。

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