2021年
7月
13日
|
14:00
Europe/Amsterdam

ランゲマティック・パーペチュアル

誕生20周年を祝うブルーのダイヤルを備えた限定エディション

ランゲマティック・パーペチュアルは、ランゲ・アウトサイズデイトと永久カレンダーを組み合わせた初めての機械式腕時計として発表されました。このモデルは、ゼロリセット機能やすべてのカレンダー要素を同時に進めるメイン調整プッシャーといった小さいながらも精巧な機械的特徴で、他のカレンダー機能搭載モデルと一線を画します。誕生20周年を祝い、ブルーのダイヤルをホワイトゴールドケースまたはピンクゴールドケースに収めた記念エディションをそれぞれ50本限定で展開します。

ランゲマティック・パーペチュアルは20013月、永久カレンダー、ランゲ独自のアウトサイズデイト表示、ゼロリセット機能、そしてすべてのカレンダー要素を一斉に進めるメイン調整プッシャーを搭載する初めてかつ唯一の自動巻き時計として発表されました。これらの機能を同時に搭載する時計は、今日でもランゲマティック・パーペチュアルだけです。この類い希なる時計の開発と息の長い人気の陰には、ギュンター・ブリュームラインを中心とする情熱にあふれたチームの貢献がありました。ブリュームラインは、新生A.ランゲ&ゾーネの共同設立者で初代CEOを務めた人物です。彼は、時計の美と手作業による完璧な仕上げを融合させるために全力を尽くしました。ランゲマティック・パーペチュアルでそれが見事に実を結んだのです。そのランゲマティック・パーペチュアルが発表されたのは、彼が早世した数か月後のことでした。そして今、この時計の誕生20周年を記念して、ホワイトゴールド仕様とピンクゴールド仕様をそれぞれ50本限定で展開します。

ランゲマティック・パーペチュアルの新しいバリエーションでは、どちらの仕様でもシルバー無垢製のブルーのダイヤルを収めています。フルーティング模様を型押しした深いブルーのダイヤルに、ローマ数字が立体的にくっきりと浮かび上がります。そのローマ数字は、ホワイトゴールドモデルではロディウム仕上げのゴールド製、ピンクゴールドモデルではピンクゴールド製で、それぞれの針、アプライドインデックスおよびムーンディスクと同じ素材です。時、分、曜日、月表示に夜光針を採用し、時インデックスも夜光性です。ダークブルーのレザーベルトにホワイトゴールドまたはピンクゴールド製のピンバックルを取り付け、時計全体の調和を整えています。

独創的な永久カレンダー

「私たちが重視している指標は、技術革新とデザインの差別化です」ギュンター・ブリュームラインが生前、あるインタビューでこう答えました。そして、「私たちの時計は、クラシックで控えめな外観で、気取りがなく機能的、そして本質的にドイツ的であることが必須です」と語っています。A.ランゲ&ゾーネでは、それを追求する中で、わずかな違いを多数のディテールに反映させようとする風土が醸成されてゆきました。ランゲマティック・パーペチュアルは、あらゆる面でその大きな期待に応えています。

ダイヤルは情報を階層化する原則に基づいてデザインされ、カレンダーの各表示要素は直観的に最も読み取りやすいようになっています。アウトサイズデイトは、最も重要なカレンダー要素として目立つ位置に配置されています。左のサブダイヤルは曜日、右のサブダイヤルは月を表示します。この永久カレンダーは、うるう年を含む4年周期で月ごとに異なる日数を正確に示します。時計を一旦正しく合わせれば、計算上、2100年まで日付を手で修正する必要はありません。6時の位置にあるスモールセコンドに統合されたムーンフェイズ表示も、実際の月の満ち欠けが1日分の誤差に達するまで122.6年もかかるほど緻密な計算に基づいて設計されています。カレンダーのすべての表示要素は、10時位置にある埋込み式のメイン調整プッシャーで同時に進めることもできれば、別の調整プッシャーで個別に進めることもできます。

自動巻き式時計の傑作

自動巻きキャリバーL922.1 SAX-0-MATは、ランゲが開発したゼロリセット機構を搭載しています。リューズを引くとテンプが停止して、秒針が瞬時に帰零します。これにより、時刻合わせが素早く容易にできます。両巻上げタイプのローターは、時計を短時間だけ装着しただけで最大46時間ものパワーリザーブを蓄えるのを助けます。このローターは21Kゴールド製でプラチナ製分銅を備えており、4分の3プレートに取り付けられています。そのため、ハンドエングレービング入りテンプ受けと昔ながらのスワンネック形緩急調整装置を組み込んだ調速機を時計裏側から見ることができます。

ムーブメントの厚みを5.7ミリに抑え、ケース直径38.5ミリ、高さはわずか10.2ミリという薄型の時計を実現しました。細部に至るまで職人の手によって完成されたランゲマティック・パーペチュアルは、永遠の芸術品と言って過言ではないでしょう。すべてのランゲ自社製キャリバーに適用される二度組方式は、妥協のない高品質を追求する姿勢の表れです。それは目には見えなくても、時計を着用すれば感じられるものです。

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A.ランゲ&ゾーネについて
ドレスデン出身の時計師フェルディナント・アドルフ・ランゲは、1845年に時計工房を設立し、ザクセン高級時計産業の礎を築きました。彼が製作した価値の高い懐中時計の数々は、今でも世界中のコレクターたちの垂涎の的となっています。第二次世界大戦後、東ドイツ政府によりA.ランゲ&ゾーネは国有化され、一時はその名が人々の記憶から消え去ってしまうかと思われました。しかし1990年、フェルディナント・アドルフ・ランゲの曾孫ウォルター・ランゲがブランドを復活させます。現在では、ゴールドまたはプラチナのケースを使った腕時計を中心に、毎年数千本のみ製作されています。A.ランゲ&ゾーネの時計には必ず、自主開発され、手作業で入念な装飾と二度組で仕上げたムーブメントが搭載されています。1990年以降に開発された自社製キャリバーは67個を数え、A.ランゲ&ゾーネは世界でも最高峰の地位を確立しました。その代表作には、一般モデルとして初めてアウトサイズデイトを搭載しブランドを象徴するモデルとなったランゲ1や、瞬転数字式時刻表示を搭載したツァイトヴェルクがあります。まれに見る複雑機構を搭載するツァイトヴェルク・ミニッツリピーター、ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン、トリプルスプリットは、受け継がれてきた時計作りの技をさらに高めようとするA.ランゲ&ゾーネの真摯な姿勢を体現した時計です。2019年にはステンレススチール製ケースに身を包み軽快さとエレガンスが共存するオデュッセウスを発表し、A.ランゲ&ゾーネの歴史に新しい章を開きました。

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