2018年
7月
12日
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14:00
Europe/Amsterdam

エナメルダイヤル仕様の1815トゥールビヨン

ストップセコンドおよびゼロリセットを搭載したA.ランゲ&ゾーネ初のトゥールビヨンモデルに特別エディションが登場

2014年にA.ランゲ&ゾーネが発表した1815トゥールビヨンは、トゥールビヨンにストップセコンド機構と秒針位置合わせのためのゼロリセット機構を初めて同時搭載した時計です。特許技術であるこれらの機構により、時計を停止して秒単位の正確さで時刻合わせができます。この度、このモデルに100本限定製作のエナメルダイヤル仕様の特別エディションが登場します。

1815トゥールビヨンのこの100本限定の特別モデルは、伝統の工芸技術と最先端技術を駆使した複雑機構を融合した、究極の精密時計です。一見したところ、白色のエナメルダイヤルを備えた明晰なデザインのこの時計は、控えめで飾り気のない印象を与えます。しかし、6時位置の大きな開口部をのぞくと、この時計が複雑な作りになっていることが分かります。この開口部からは、ブラックポリッシュで仕上げた受けの下に取付けられたワンミニッツトゥールビヨンの動きを見ることができます。このトゥールビヨンは、重力の影響を相殺するだけではありません。A.ランゲ&ゾーネの設計技師たちは、この繊細な複雑機構と特許を取得した二つのメカニズムを連動させる技術を開発しました。1997年に発表されたランゲマティックに初搭載されたゼロリセット機構を、2008年に特許を取得したストップセコンド搭載トゥールビヨンと組み合わせることにより、秒単位での時計の停止と時刻合わせを可能にしたのです。

サファイアクリスタルのシースルーバックからは、自社製キャリバーL102.1の丹念に手作業で施された仕上げ装飾だけでなく、その精巧な動きもよく見えます。ムーブメントの精緻な装飾を締めくくるのは、ハンドエングレービング入り秒針車受けにビス留め式ゴールドシャトンで取付けられたダイヤモンド受け石です。

完璧に仕上げられたエナメルダイヤルにぴったりのフレームであるプラチナ製ケースは直径39.5ミリで、限定製作のシリアル番号001/100~100/100が刻まれています。このモデル1本を仕上げるのに要する手作業の工程は、約30におよびます。別途プリントして焼成した赤い「12」の数字には、A.ランゲ&ゾーネの真の時計を作ることへのこだわりが反映されています。青焼きしたスチール製針、アラビア数字、線路をイメージしたレイルウェイモチーフの分目盛りをあしらったダイヤルデザインは、19~20世紀に名声を誇ったA.ランゲ&ゾーネの懐中時計を彷彿とさせます。この1815トゥールビヨンは、ブラックの手縫いのアリゲーターベルトにプラチナ製フォールディングバックルを組み合わせ、落ち着きを感じさせる装いで登場します。

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