オデュッセウス
精巧な時計技法と軽快なエレガンスをチタンケースに
A.ランゲ&ゾーネのオデュッセウスに、新たにチタン仕様のモデルが加わります。この軽快さと優美さを備える新しいオデュッセウスは、最高水準の技術と美しい外観への期待に応え、ドイツのザクセン地方で時計を作り続けるマニュファクチュールの「never stand still ―決して立ち止まらない」という信条を体現しています。独特の装飾で表面を仕上げたアイスブルーカラーのダイヤルを当ブランド初のチタン製ケースに収めたこの時計は、製作数250本の限定モデルです。
オデュッセウスは、アクティブなライフスタイルを好み、最高品質の時計を身に着けて人生の最も思い出に残るひとときを過ごしたいと望む方のために開発した時計です。着用したままレジャーやスポーツを楽しめる堅牢性と防水性を備える時計を手作業で製作するというコンセプトに基づいて設計しました。A.ランゲ&ゾーネ初のチタンウォッチとなる本モデルにも、これまでのオデュッセウスと同様に大きな曜日表示と日付表示と、それを進めるためのピラミッドのような特徴的な形状のボタンを備えた見まがいようのないデザインを採用しています。
新しいケース素材で軽やかに
オデュッセウスの第3弾モデルのケースとブレスレットにチタンを採用した理由は、その素材の特性にあります。ステンレススチールより約43パーセントも軽いチタンでは、装着感をさらに向上させることができます。直径40.5ミリ、高さ11.1ミリのケースが、違和感なく腕元にフィットしてほとんど気にならないほどです。それだけでなく、チタンは非常に堅牢な素材です。チタンは、酸素に触れると表面に極薄の透明な酸化皮膜を形成します。この皮膜が素材を外的要因から守り、耐食性を高めるのです。オデュッセウスの光沢仕上げ、マット仕上げ、ブラシ仕上げの表面が放つ様々な輝きがチタンの温かみのある光沢と組み合わさると、えも言われぬ独特の美しさを醸し出します。これまでのステンレススチールモデルおよびホワイトゴールドモデルと同じように、オデュッセウス チタンモデルもケースにねじ込み式リューズを備え、試験圧12バールに耐える防水性能を有します。
新しい色、独自のダイヤルデザイン
オデュッセウス ファミリーの他のバリエーションと同じように、250本限定のチタンエディションでもダイヤルは複数のパーツからなる立体感のあるデザインになっています。新色のアイスブルーカラーを採用したことに加え、独自の表面仕上げを施しています。中でも特徴的なのが、時リングの装飾です。繊細なギョーシェ彫りの溝がゆるやかな弧を描いて時インデックスへと伸び、まるでインデックスが埋め込まれているかのような印象を与えます。立体感を生み出す独特な曲線は、この時計だけに刻まれた銘のようなものです。
繊細なギョーシェ彫りの円形の線は、スモールセコンドの目盛り部分にも見られます。メインダイヤルとサブダイヤルの内側のざらつきのある表面が、外周に彫られた均一な線と好対照をなします。文字盤を縁取る分目盛り付きのシルバーカラーのリングはダイヤルとケースの間のギャップを埋め、ダイヤルにより軽やかな印象を醸し出します。5分ごとにブラックでプリントされたアラビア数字の中で、アクセントとして赤色でプリントされた60が際立ちます。この時計のスポーティーな印象を強調するのは、A.ランゲ&ゾーネ独特の力強い槍形の時針と分針です。これらの針は、溝を刻み込んだバーインデックスと同じように磨き上げられたホワイトゴールド製で、蓄光顔料が塗布されています。
チタン製ブレスレットと落下防止機構付きフォールディングバックル
A.ランゲ&ゾーネは、このモデルで初めて採用したチタン製ケースと違和感なく一体となるブレスレットを製作しました。初代オデュッセウスのステンレススチール製ブレスレットと同じように、心地よい装着感を実現しています。長さを小刻みに、そして容易に調節できる機構を備えており、バックルを閉じた状態で長さを最大7ミリまで調節できます。
最高水準の技術で仕上げた堅牢なムーブメント
装着したままレジャーやスポーツを楽しめる時計として、オデュッセウスは、高い信頼性と精度を誇る自動巻きムーブメントを搭載しています。このムーブメントには、手作業による時計作りを重視するA.ランゲ&ゾーネの最高品質へのこだわりが込められています。それは、サファイアクリスタルのシースルーバックから見える自社製キャリバーL155.1 DATOMATICにはっきりと表れています。DATOMATICは、ドイツ語の日付を意味する“Datum“と自動巻きを意味する“Automatik“を組み合わせた造語です。スケルトンタイプで一部にブラックロディウム加工を施したプラチナ950製分銅付きセンターローターが、ゼンマイをしっかりと巻き上げます。完全に巻き上げたときに蓄えられるパワーリザーブは、約50時間です。調速機は、歩度を可能な限り安定させるように設計されています。毎時28,800振動(4ヘルツ)で振動するテンプを埋込み式調整用ビスでテンプ受け板の下に固定しているため、テンプが安定し、空気抵抗を低く抑えられるのです。テンプ受け板に描かれた手彫りの波模様は、この時計の防水性能を思わせます。二度組方式で組み立てられるムーブメントの部品にはすべて、ランゲの理念に則り、手作業で入念に仕上げ装飾を施しています。中でも洋銀製の地板には、美しいグラスヒュッテストライプ模様が描かれ、さらにガンギ車がある場所にビス留め式ゴールドシャトンが輝いています。
A.ランゲ&ゾーネについて
ドレスデン出身の時計師フェルディナント・アドルフ・ランゲは、1845年に時計工房を設立し、ザクセン高級時計産業の礎を築きました。彼が製作した価値の高い懐中時計の数々は、今でも世界中のコレクターたちの垂涎の的となっています。第二次世界大戦後、A.ランゲ&ゾーネは東ドイツ政府により国有化され事実上消滅、一時はその名が人々の記憶から消え去ってしまうかと思われました。しかし1990年、フェルディナント・アドルフ・ランゲの曾孫ウォルター・ランゲがブランドを復活させます。現在では、ゴールドまたはプラチナのケースを使った腕時計を中心に、毎年数千本のみ製作しています。A.ランゲ&ゾーネの時計には必ず、自主開発され、手作業で入念な装飾と組み立てを行ったムーブメントが搭載されています。1990年以降に開発された自社製キャリバーは68個を数え、A.ランゲ&ゾーネは世界でも最高峰の地位を確立しました。その代表作には、一般モデルとして初めてアウトサイズデイトを搭載しブランドを象徴するモデルとなったランゲ1や、瞬転数字式時刻表示を搭載したツァイトヴェルクがあります。まれに見る複雑機構を搭載するツァイトヴェルク・ミニッツリピーター、トリプルスプリット、そして2013年に発表された6本限定のブランド史上最も複雑なモデル、グランド・コンプリケーションは、受け継がれてきた時計作りの技をさらに高めようとするA.ランゲ&ゾーネの真摯な姿勢を体現した時計です。2019年には軽快さとエレガンスが共存するオデュッセウスを発表し、A.ランゲ&ゾーネの歴史に新しい章を開きました。
プレス窓口
A.ランゲ&ゾーネ マーケティング
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